財産の中にお墓があった個人再生の事例

依頼者プロフィール

年代
30代
性別
男性
家族構成
未婚
職業
会社員
負債総額
約500万円
債権者数

相談時の状況、相談のきっかけ

離婚の際の弁護士費用や、養育費、生活費で借入が増えた。

朝雲法律事務所を選んだ理由

過去の実績、破産・倒産に詳しそう

解決までの手順

① 受任後直ちに受任通知を債権者に発送し、請求が止まり、通常の生活のサイクルが取り戻せた。

② 弁護士費用の積立後に申し立て。

③ 申立後再生委員がついたので、開始決定相当の意見書が出た後、開始決定。

④ 開始決定後、約2か月後に中間報告書(試験的積立=支払い予測額を口座に積み立てることの報告書)と再生計画案の提出

⑤ その後、約2か月で最終報告書(中間報告書提出後の試験的積立が問題なくできていることの報告書)

⑥ 最終報告書提出後ほどなく認可決定

⑦ 認可決定後約1ヶ月で認可決定が確定し、その翌月から支払い開始。

 

・ 再生計画案の内容

①支払総額 約100万円

②免除率 約80%

③再生計画案に基づく支払い年数 3年

④再生計画案に基づく月当たりの支払額 約2万7000円

⑤住宅ローン特別条項の有無:なし

・ 小規模個人再生・給与所得者個人再生の別 小規模個人再生

・ 個人再生委員選任の有無  あり

 

・ 個人再生を選んだ理由 

  ご依頼者に、一部でも支払いをして、債権者への迷惑をなるべくかけないようにしようという考えがあったので

弁護士が見た事案解決のポイント

① 本件のご依頼者は、独身で、一人暮らしであり、扶養家族がいなかったので、ご自分の給与でご自身が生活できればよい状態で、個人再生をして借金額を減らせば、比較的余裕をもって支払うことができる状態であった。従って、履行可能性(支払っていけるかどうかということ)の判断については、特に問題とならず、スムースに手続きが進んだ。

② 個人再生においては、ご依頼者の持っている財産をすべて明らかにして、その財産の合計額以上は払わなくてはいけないルールがある。ご依頼者の財産の中にお墓があった。お墓も財産になるので、価値がいくらかの資料を提出する必要があった。お墓というのは土地の所有権ではなく、永代使用権という特殊な権利だった。普通の土地の所有権ではないので、不動産業者の見積もりをとって価格の資料とすることはできなかった。そこで、お寺に、永代使用権を解約した場合に戻ってくる金額の資料を作成してもらい、それを提出した。その点については、裁判所から何ら問題視されなかった。結局、お墓を返す時、お墓の墓石等の解体費用をとられるので、ほとんど価値がなかった。

依頼者の声

依頼者の声

1.なぜ当事務所にご依頼いただけたのか理由をお教えください。

googleでいくつかの候補を検さくし、その中で実績が豊富であるところ、金額が安い(高すぎない)点を考えた結果、朝雲さんに決めました。

2.当事務所のサービスや接客についてのご感想をお聞かせください。

非常に良かった

3.当事務所のサービスや接客について感じたことをご記入ください。

・親切に家計や手続きについて指導して頂いた。
・離婚の際にも弁護士へ依頼したことがあったが全く親切ではなく、弁護士へのイメージがよくなかったが、朝雲先生と一緒に手続きを進める中で本当に親切にして頂き、解決まで導いて下さり本当に感謝しております。本当にありがとうございました。