相続した山林が無価値な点を説明し、管財人が付かなかった事例

依頼者プロフィール

年代
50代
性別
男性
家族構成
既婚(子どもなし)
職業
会社員
負債総額
約800万円
債権者数
14名
管財人の有無
なし

相談時の状況、相談のきっかけ

生活費としての借入や物品購入で徐々に借金が増えていった。また無職の期間もあり、さらに借金が増え、返済が困難になった。

朝雲法律事務所を選んだ理由

紹介

解決までの手順

受任後、ただちに、各債権者に、弁護士が介入したことの通知を送り、債権者からご依頼者への直接の請求が止まり、借りては返しのサイクルから抜け出せ、通常の生活に戻れた。

遺産の土地があったため、管財人が付くことも予想され、その場合管財費用が20万円必要となる。これを申立から4ヶ月以内に準備しないと却下されるが、月々の収入から2万~3万円程度の積立が精いっぱいで、4か月以内の準備が難しかったので、申立前に10万円貯めて、管財人がついても、残り10万円を4か月以内に積み立てられるめどを立ててから申し立てた。

弁護士が見た事案解決のポイント

# 申立から4か月以内の管財人費用20万円の準備ができずに却下される恐れを避けるため、10万円を貯めてから申立を行った点。

# 管財人が付く主な理由が相続した土地であったが、山林でほぼ価値がないものだった。そのため、固定資産評価で数万円の評価しかされておらず、課税対象にもなっていない点を指摘したほか、不動産のある自治体の固定資産税課に電話をし、当該土地の固定資産評価が●円になっている具体的計算根拠や、その地域の山林に主に生えている木は杉が多く、ヒノキ等の価値のある木が少ないことなどを書いた書面を追加で裁判所に提出した結果、結局、管財人が付かなかった。このため、破産にかかる費用が20万円少なくて済んだ。

依頼者の声

依頼者の声

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債務相談に行って紹介された

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非常に良かった

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希望にそった対応をしていただけた。返信か遅くなりもうしわけありません。ありがとうございました。