依頼者プロフィール
- 年代
- 60代
- 性別
- 女性
- 家族構成
- 未婚 子供なし
- 職業
- 派遣社員
- 負債総額
- 約640万円
- 債権者数
- 9名
- 管財人の有無
- あり
相談時の状況、相談のきっかけ
依頼者には多少の貯えがあり、美容関係の仕事で起業するため会社を退職し、学校に通い念願のサロンをオープンした。しかし、サロン開業資金の借入に加えて、開業とコロナの流行時期が重なり、売上がほとんどなかった。貯金も底を付き、生活費と返済資金が足りず、さらに借入が増えていった。サロンを休業し、派遣で働きながら返済を続けたが、病気になり、これ以上支払っていくのが難しくなり、弁護士に相談した。
朝雲法律事務所を選んだ理由
弁護士費用と破産・倒産に詳しそうだったから
解決までの手順
LINEで相談予約を受けた後、電話で概要を聞き取り、相談日を決めた。初回のご相談で受任。各債権者に弁護士が介入したことの通知を送り、債権者からの直接の請求をとめた。申立てと管財費は分割でご準備していただいた。
途中、ご持病の悪化でご相談できない期間もあったが、無事申し立てた。管財人の下でも家計表をつけ続けることで、生活の見直しを図られた。その結果、浪費や投資といった免責不許可事由があったが、申立から4か月後に無事免責された。
弁護士が見た事案解決のポイント
① 本件は、ご依頼者がサロンを開いており、事業者に該当するため管財人が付いた。事業者は、事業用の資産を持っていたり、勤務されていたりする方に比べて、売上等で入ってくるお金が多いかたもいらっしゃるので、ほとんどの場合管財人がつく。本件ご依頼者は、事業用資産や多額の売り上げはなかったが、管財人が付いた。一般的には管財費用は20万円程度だが、本件は事業者ということで25万円となった。
② 外食費が浪費とみられた免責不許可事由があったものの、無事免責決定がおり、640万円の借金が全額免除された(借金がゼロに減額)。
依頼者の声
- 1.なぜ当事務所にご依頼いただけたのか理由をお教えください。
朝雲先生が破産の事例を数多く取り扱っていらっしゃったのと、ホームページを拝見して、先生のお言葉に感動して依頼したと思います。
- 2.当事務所のサービスや接客についてのご感想をお聞かせください。
非常に良かった
- 3.当事務所のサービスや接客について感じたことをご記入ください。
私が費用の積立がスムーズにできなかったにも関わらず、温かく寄り添っていただいて、心より感謝申し上げます。