浪費による借金と精神疾患との関連性から管財人を付かなった事例

依頼者プロフィール

年代
40代
性別
男性
家族構成
未婚
職業
無職
負債総額
約150万円
債権者数
3名
管財人の有無
なし

相談時の状況、相談のきっかけ

浪費をして借金をし、親族による返済をするということを繰り返していたが、これ以上同じことを繰り返さないために破産を決意

朝雲法律事務所を選んだ理由

破産、倒産に詳しそうだったから

解決までの手順

受任通知を債権者に送り、請求は止まりました。

精神疾患のため、打合せには親に付き添ってもらいました。

弁護士が見た事案解決のポイント

裁判所が管財人を付ける動機の一つに、申立人の代理人である弁護士による一方的な言い分のみを持って免責決定をしてよいのかという考えがある。

今回は、多額の浪費があったにもかかわらず、以下の点から、裁判所から申立書が客観的かつ中立的に作成されていると評価され、管財人を付けずに、申立代理人作成の書面だけを根拠に免除の決定を得られた。

申立人に有利なことに偏った申立書を提出すると、管財人による調査により不利な点も明らかにされ、偏った申立書であることが不利な事情となることも多く注意が必要である。

⑴ かかりつけ医から、病状、浪費と精神疾患との関連性が否定できないという詳しい診断書を書いてもらった。このような専門家による客観的な意見を根拠に、浪費が精神疾患を原因とするものである点を裁判所に判断してもらった。

⑵ 現在残っている借金(150万円)よりかなり多い額の浪費を行い、その返済を家族が行ったこと、これまでの浪費の額と内容にについて、債権者から取り付けた明細である程度明らかになり(浪費の総額が約800万円であることなど)、それを隠さず裁判所に報告し、代理人弁護士作成による申立書の内容は、申立人側に偏った記載でなく、不利な事実も含めて客観的に作成していると評価された。

⑶ 破産に至る経緯を書いた文書の中で、これまでの家族の苦労を織り交ぜて記載し、裁判官に理解してもらった。

依頼者の声

依頼者の声

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インターネットで調べたが、内容もわかりやすく、文面からも親身になって相談に乗ってくれそうな気がした。そして、何より他より料金も安かったので、良心的だと感じた

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良かった

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一つひとつていねいに、時間をかけて、進めていただいたので、不安なくついていけた。思いもよらず簡単に終わってホッとしました。ありがとうございました。