免責不許可事由(浪費)があったが、管財人が付かなかった事例

依頼者プロフィール

年代
60代
性別
女性
家族構成
既婚 子供あり
職業
パート
負債総額
約420万円
債権者数
9名
管財人の有無
なし

相談時の状況、相談のきっかけ

夫が早くに仕事を辞めてしまい、生計は夫の年金と本人のパート収入に頼っていた。しかし、コロナの影響でパート収入が減り、不足する生活費を借金で補填する悪循環に陥った。高齢の夫が脳梗塞になったこともあり、自分の年齢を考えると、このままでは返済ができなくなるのではないかと不安になり、法律事務所に相談して自己破産することにした。

朝雲法律事務所を選んだ理由

場所・アクセスの良さ、過去の実績、弁護士費用、破産・倒産に詳しそうだったから

解決までの手順

HPの相談予約からメールで問い合わせ。相談日を決めた。
受任後、ただちに各債権者に弁護士が介入したことの通知が送られ、債権者からの直接の請求が止まり、落ち着いて今後のことを考えることができるようになった。
申立費用がなかったので、9か月程かけて分割して積み立てた。管財費用まで積み立てた時点で申し立てた。
裁判所の審査の結果、破産管財人が付かないことになった。
債権者に対して、免責(債務免除)の可否について意見を文書で聴取する期間が2か月程度とられた。その間、債権者から特段の意見がなかったため、破産開始決定から2か月弱後に免責決定を頂けた。

弁護士が見た事案解決のポイント

本件は飲食にお金を使いすぎた浪費がありました。浪費があると財産がなくても、免責をしていいかどうかの調査をするために、管財人が選任させることが多いです(管財人の費用は20万円程度のことが多く、それは申し立てられた方が自分で負担しなければなりません)。

しかし、今回は飲食に走ってしまった原因として、子育ての悩みや夫婦の不仲等、ご依頼者の方に相当なストレスがかかっていたことが認められ、管財人が付かず、管財費用を払わずに済み、無事免責もおりました。

依頼者の声

依頼者の声

1.なぜ当事務所にご依頼いただけたのか理由をお教えください。

ネットで調べて何件か相談に行きましたが、ていねいな対応で安心感があったので。

2.当事務所のサービスや接客についてのご感想をお聞かせください。

非常に良かった

3.当事務所のサービスや接客について感じたことをご記入ください。

ていねいに時間をかけて聞いて下さり、優しく納得するまで説明などをしていただいたのが、ありがたかったです。