安定収入を得られるようになってから申立、5年払いの認可決定

依頼者プロフィール

年代
50代
性別
男性
家族構成
既婚
職業
会社員
負債総額
約3550万円(住宅ローン1940万円、他の債務1610万円)
債権者数
13

相談時の状況、相談のきっかけ

子どもの教育費で出費がかさんだ。また、体調を崩して仕事に支障が出て収入が減った。

朝雲法律事務所を選んだ理由

過去の実績、ホームページの分かりやすさ

解決までの手順

① 受任後直ちに受任通知を債権者に発送し、請求が止まり、通常の生活のサイクルが取り戻せた。

住宅ローンは払い続けた。

② しばらく、ご依頼者の体調がすぐれず、その後退職、再就職、転職をされたので、収入が安定するまで、2年ほど待って、申立。

  申立時に、住宅ローンの支払い継続の許可を裁判所にもらった。

③ 申立から約1か月後に開始決定。開始決定後、約2か月後に中間報告書(試験的積立=支払い予測額を口座に積み立てることの報告書)と再生計画案の提出

④ その後、約2か月で最終報告書(中間報告書提出後の試験的積立が問題なくできていることの報告書)

⑤ 最終報告書提出後ほどなく認可決定

 

・ 再生計画案の内容
①支払総額 300万円
②免除率 約81%
③再生計画案に基づく支払い年数 5年
④再生計画案に基づく月当たりの支払額 約5万円
⑤住宅ローン特別条項の有無:あり
・ 小規模個人再生・給与所得者個人再生の別 小規模個人再生
・ 個人再生委員選任の有無  なし

 

・ 個人再生を選んだ理由 
  住宅を維持するため

⑥ 認可決定後約1ヶ月で認可決定が確定し、その翌月から支払い開始。

弁護士が見た事案解決のポイント

① 本件は、ご依頼を受けたとき、ご依頼者の体調が悪く、休職をしていた。その後就業規則所定の休職期間の経過により退職となった。その後体調が戻り、再就職できたが、けがをして、再度休職となり、後遺症で、元の仕事に戻れず、別の会社に就職した。その会社の給与が安定し、支払う見込みが立ったので申し立てをした。

個人再生は、支払い見込みがないと、申立ができず、無理に申し立てても、手続きを始める決定をしてもらえないため、安定した収入を得られるようになるまで待たないと申立ができない。本件は、安定した収入になるまで2年ほどかかったが、その間、弁護士が委任しており、債権者からの厳しい督促はなかった(給与の差押えがされる恐れはあるが、今回それもなかった。)。ご依頼から申立まで時間がかかると、その間の利息(遅延損害金)がついて、借金の金額が増えるので、そういったデメリットはあるものの、5年払いを裁判所から認めてもらい、無事支払える範囲での、再生計画案が提案でき、認可決定を得られた。

 

② 本件は、支払期間が5年と長く、その間に、お子さんの卒業、進学などにより家計の状況が変わるので、状況が変わった場合の予測家計表(家計のシミュレーション)をいくつかパターンを作り、進学、卒業により、家計の状況が変わっても、支払っていけることを検証し、それを裁判所に報告し、無事認可決定が得られた。

依頼者の声

依頼者の声

1.なぜ当事務所にご依頼いただけたのか理由をお教えください。

インターネットで調べていたら、福岡で個人再生に強い弁護士の中に朝雲先生があり、事務所の場所も便利だし安心できると思ったので依頼しました。

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非常に良かった

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事務の方の対応も親切かつていねいで安心出来ましたし、先生のご対応もとてもていねいで大変信頼がおけました。