不動産の法定相続分額を払えず、個人再生で支払期間を5年に延長

依頼者プロフィール

年代
40代
性別
男性
家族構成
未婚
職業
会社員
負債総額
約910万円
債権者数

相談時の状況、相談のきっかけ

自動車や飲食、趣味への出費で借入が膨らんだ

朝雲法律事務所を選んだ理由

場所・アクセスの良さ、過去の実績

解決までの手順

① 受任後直ちに受任通知を債権者に発送し、請求が止まり、通常の生活のサイクルが取り戻せた。

② 弁護士費用の積立後に申し立て。

③ 申立から約1か月後に開始決定。

④ 開始決定後、約2か月後に中間報告書(試験的積立=支払い予測額を口座に積み立てることの報告書)と再生計画案の提出

⑤ その後、約2か月で最終報告書(中間報告書提出後の試験的積立が問題なくできていることの報告書)

⑥ 最終報告書提出後ほどなく認可決定

⑦ 認可決定後約1ヶ月で認可決定が確定し、その翌月から支払い開始。

弁護士が見た事案解決のポイント

① 本件は、ご依頼者の亡くなられたお父さん名義の不動産があり、相続人であるご依頼者の法定相続分がご依頼者の財産とみなされた。個人再生は、持っている財産以上の金額を払わなければいけないので、支払額が相当額に上った(600万円程度)。しかし、ご依頼者が親族と同居し、住居費がかからなかったこと、支払期間を通常の3年から5年にする許可をもらったことで、支払うめどが立った。

② 本件を破産にすると、上記のお父さんの相続財産のうちご依頼者の法定相続分が600万円あり、それを準備する必要があった。破産でなく、個人再生にしたので、600万円を5年かけて支払えばいいことになった。

 

・ 個人再生を選んだ理由 
弁済額が減額されれば、支払っていけるだけの収入があったため。
また、亡父の相続財産があり、破産の場合、相続財産の法定相続分のお金を用意しないといけないが、一度に準備することができなかったため

・ 再生計画案の内容
①支払総額 約660万円
②免除率 約27%
③再生計画案に基づく支払い年数 5年
④再生計画案に基づく月当たりの支払額 約11万円
⑤住宅ローン特別条項の有無:なし
・ 小規模個人再生・給与所得者個人再生の別 小規模個人再生
・ 個人再生委員選任の有無  なし

依頼者の声

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アクセスが良く、過去の債務整理実績を見て依頼致しました。

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弁護士も事務の方も親身になって対応していただきありがとうございました。
現在は通常の生活に戻りつつあります。