リボ払いが終わらない、返済が減らない理由と解決方法を解説

「毎月きちんと返済しているのに、なかなか借金が減らない」
「リボ払いの返済がいつ終わるのかわからない」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。

リボ払いは毎月の支払額を一定にできる便利な仕組みですが、その一方で、返済が長期化しやすく、気づかないうちに借金が膨らんでしまうケースもあります。

この記事では、リボ払いの仕組みや危険性、そして返済負担から抜け出す方法について、福岡の弁護士がわかりやすく解説します。

1. リボ払いとは?

2. リボ払いの問題点
 2-1. 何の返済をしているのかわかりにくくなる
 2-2. リボ払いは「返済能力を超えた買い物」のサイン
 2-3. 利息が増え、元金が減りにくい

3. リボ払いから抜け出す方法
 3-1. まずはクレジットカードの利用を止める
 3-2. 毎月の返済が苦しい場合は「任意整理」を検討
 3-3. 借金の完済が難しい場合は「自己破産」や「個人再生」も検討

1. リボ払いとは?

リボ払い(リボルビング払い)とは、クレジットカードの利用金額にかかわらず、毎月ほぼ一定額を返済していく支払い方法です。
たとえば、複数の買い物代金をまとめて「毎月1万円ずつ返済する」といった形になります。
毎月の支払額が一定になるため、一見すると家計管理がしやすいようにも思えます。
しかし、実際には借金が減りにくく、返済が長期化しやすいという大きな注意点があります。

2. リボ払いの問題点

2-1. 何の返済をしているのかわかりにくくなる

通常の一括払いや分割払いであれば「いつ買ったもの返済なのか」や「あと何回払えば終わるのか」は、比較的わかりやすくなっています。

しかし、リボ払いでは複数の利用分がまとめて管理されるため、「今払っているのは何の代金なのか」「あとどれくらい返済が残っているのか」が把握しにくくなります。
その結果、返済計画を立てづらくなり、気づかないうちに利用額が増えてしまうことがあります。
こうした状態は、多重債務や自己破産につながる原因にもなります。

2-2. リボ払いは「返済能力を超えた買い物」のサイン

リボ払いを利用する理由として多いのは、以下のようなケースです。

「今月は一括で払えそうにない」
「毎月の支払いを少しでも減らしたい」

しかし、本来一括で支払えない金額の買い物をしているということは、現在の収入や家計状況に対して、支出が大きすぎる可能性があります。
つまり、リボ払いを繰り返している状態は、返済能力を超えた利用になっている場合が少なくありません。

2-3. 利息が増え、元金が減りにくい

リボ払いでは、通常高い手数料(利息)が発生します。

一括払いであれば利息はかからないことが多いですが、リボ払いは長期間の分割返済になるため、利息負担が大きくなります。
その結果、「毎月返済しているのに、元金がなかなか減らない」という状況になりやすいのです。

3. リボ払いから抜け出す方法

3-1. まずはクレジットカードの利用を止める

「返済はできているが、なかなか残高が減らない」という場合は、まず新たな借入れを増やさないことが重要です。
そのためには、一度クレジットカードの利用を控えることをおすすめします。

リボ払いを返済しながら新たにカードを使ってしまうと、以下のような悪循環になってしまいます。

• またリボ払いになる
• 借金が減らない
• 返済が長期化する

まずは、その流れを断ち切ることが大切です。

3-2. 毎月の返済が苦しい場合は「任意整理」を検討

リボ払いの返済額が大きく、生活が苦しい場合には、「任意整理」という方法があります。

任意整理とは、弁護士がクレジットカード会社と交渉することで「毎月の返済額の軽減」「無理のない分割払い」などを目指す手続きです。
状況によっては、現在よりも毎月の負担を軽くできる可能性があります。

《 任意整理の注意点 》
任意整理をすると、一定期間は新たな借入れやクレジットカードの利用が難しくなる場合があります(いわゆるブラックリスト)。

しかし、そもそもクレジットカードの利用によって返済が苦しくなっている場合には、カードを使えない状態になることが、生活再建につながるケースも少なくありません。

なお、日常の支払いについてはデビットカードやプリペイドカードなどを利用すれば、「買い物代金の支払いを後回しにしない。」という安全な管理ができます。

任意整理の詳細については、当サイトの「任意整理」項目をご覧ください。

3-3. 借金の完済が難しい場合は「自己破産」や「個人再生」も検討

すでに、以下の状態であれば、借金総額が大きくなっている可能性があります。

• 複数のクレジットカードを利用している
• 消費者金融からも借入れがある
• 返済のために借入れをしている

このような場合には、以下のような裁判所を利用する手続きが必要になることもあります。

自己破産:借金の支払い義務を免除してもらう手続き
個人再生:借金を大幅に減額し、原則3〜5年で分割返済していく手続き

どちらの方法が適しているかは、借金額や収入状況によって異なります。

詳細については、当サイトの以下の専門ページをご覧ください。
・自己破産
・個人再生

4. リボ払いの悩みは早めの相談が重要です

リボ払いは、利用当初は便利に感じても、気づかないうちに返済が長期化し、大きな負担になることがあります。

特に以下のような場合には、早めに弁護士へ相談することが重要です。

• 毎月返済しても残高が減らない
• 返済のために借入れをしている
• 家計が苦しい

債務整理にはさまざまな方法があり、状況に応じて適切な解決策を選ぶことで、生活を立て直せる可能性があります。

当事務所では、リボ払い・借金問題についてのご相談を承っております。
一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください